EVIDENCE DETAIL / No. 019

慢性間欠性低酸素ラットにおける水素ガス吸入と肝酸化ストレス障害に関する研究

Improvement of hydrogen on liver oxidative stress injury in chronic intermittent hypoxia rats

Yang SC, Chen LL, Fu T, Li WY, Ji ES / Chinese Journal of Applied Physiology / 2018

STUDY BACKGROUND

研究背景としての整理

対象、研究デザイン、評価項目、限界点を確認するための詳細ページです。

Evidence Summary

雄性SDラット24匹を3群に分け、慢性間欠性低酸素曝露前に67%水素ガスを1時間吸入させた動物研究である。5週間後に肝組織超微構造、肝酵素、酸化ストレス指標、炎症関連指標、血中脂質を評価し、水素吸入群では肝細胞超微構造障害、ALT、AST、8-OHdG、IL-6の低下およびSOD活性上昇が報告された。ヒトでの臨床効果を示すものではない。

Main Findings

・CIH群では肝細胞超微構造障害、ALT・AST上昇、8-OHdG上昇、SOD活性低下、IL-6上昇が報告された。
・H2+CIH群では肝細胞超微構造障害が軽減し、ALT、AST、8-OHdG、IL-6が低下し、SOD活性が上昇した。
・TC、TG、LDL、HDLなど血中脂質には群間で有意差は認められなかった。

How To Read

慢性間欠性低酸素による肝酸化ストレス障害に対する水素吸入の影響を評価した動物研究として読む。OSASや肝疾患に対するヒト臨床効果を示す研究ではない。

Research Position

探索的動物研究

Limitations

動物モデル研究であり、ヒトOSAS患者や肝疾患患者での臨床効果を示すものではない。著者らは、氢气が炎症を直接抑制するかどうかは本研究では証明できず、具体的機序にはさらなる研究が必要としている。

Paper No.
019
Authors
Yang SC, Chen LL, Fu T, Li WY, Ji ES
Journal
Chinese Journal of Applied Physiology
Year
2018
DOI
10.12047/j.cjap.5484.2018.016
Research Area
代謝・炎症
Target
慢性間欠性低酸素ラットモデルにおける肝酸化ストレス障害
Study Design
動物研究
Sample Size
雄性SDラット24匹、3群、各群8匹
Evidence Level
動物研究
Primary Endpoint
肝組織超微構造、ALT、AST、8-OHdG、SOD、IL-6
Secondary Endpoint
IL-1、TC、TG、LDL、HDL
Safety Findings
動物研究であり、ヒト臨床安全性を評価したものではない。原著内では水素吸入に関連する有害事象を主要評価項目として検討していない。

REGULATORY NOTICE

本研究は研究背景として紹介するものであり、Suifeelの特定疾病に対する診断・治療・予防・改善効果を示すものではありません。