水素吸入器を選ぶ際に重要なポイントは、「水素濃度」と「水素発生量(+使用目的)」と「水素の質」であると考えるため、以下で解説させていただきます。
水素濃度について
まず「ppm(溶存濃度を示す単位)」のマジックや水素発生方式を用いて簡潔に解説します。
日本では「高濃度水素 680,000ppm!」というように「高濃度」を強調した水素吸入器が販売されています。しかし、ここには「ppmのマジック」が存在します。「ppm」とは溶存濃度を示す単位(100万分1)のことで、水素水の溶存濃度(水にどれだけの水素が溶けているか)を示す際や、水素吸入器などから生成された水素酸素ガス濃度(気体の状態)を示す際に用いられます。 これらは同じppmを用いて示されますが、「水に溶けている水素濃度」と「水素ガス(気体)濃度」では考え方が異なり、別ものになります。
一般的に水に溶ける水素の飽和溶存濃度の上限値は1.6ppmといわれており、「電気分解方式」で生成された水素酸素ガス濃度の比率は、水素66.66%、酸素33.33%となるため、ppmで表した場合、「 水素濃度:66.6600ppm」、「酸素濃度:333,300ppm」となります。水素水の「水素濃度1.6ppm」と水素吸入器の「水素濃度:666,600ppm」を比較すると、数値だけでは歴然の差があり、後者の方がより高濃度であるというような印象を持つと思います。しかし、そもそも別ものなので比較することが間違っています。また、水素吸入器において「高濃度」の定義が明確にされていないため、水素ガス(気体)濃度が2%~10%のように低スペックな機器であっても、 「ppm」のマジックを用い水素水の濃度と比較し、「高濃度水素吸入器」と謳われ販売されているものがあるので注意が必要です。これまで行ってきた臨床試験より、水を電気分解させ発生させた水素酸素ガス(水素:66%、酸素:33%)を吸入することが最も効果的というデータが確認されているため、それを選ぶ基準にしていただくことを推奨します。
水素発生量(+使用目的)について
水素吸入器選びに大切な水素発生量について、近年の水素吸入ブームもあり、家庭用水素吸入器と謳われ数万円で販売されているものから、業務用水素吸入器と謳われ数百万円で販売されているものまで様々あり、機器によってスペックが大きく異なり、一口に「水素吸入」といっても、摂取できる量で得れる効果には、大きな開きがあります。日本では効果効能ばかりフィーチャーされていますが、症状に応じてそれ相応のスペックがひつようになります。
例えば、業務用機器「A(水素発生量:毎分2,000ml)」と、家庭用機器「B(水素発生量:毎分10ml)」で比較した場合、Aで1時間の水素吸入を行い摂取した水素量(120,000ml)を、Bで同等量摂取しようとすると、200時間も吸入し続けなければなりません。効果を体感できるまで多量の水素を摂取しなければならない場合、Bのような低流量の機器では相当な時間を要してしまうため、効率が良くないことがわかると思います。
水素吸入療法先進国の中国では、これまで流量の大小の機器で延べ10万人以上の臨床試験が行われ、低流量の機器で行った試験では、予防効果は確認できても、治療効果が確認できなかったという研究結果があります。
効果を体感するために「効率よく多量の水素を体内に取り込む」ということが大切であるため、水素発生量に注目してください。また、水素吸入をはじめる目的によってスペック選びや吸入時間が異なります。購入前に今一度自身が水素吸入をはじめたい理由を整理した上で判断してください。それが、美容面や健康面での「予防」が目的なのか、はたまた、からだの不調を「緩和・改善」させることが目的なのか、その重症度によっても変わってきます。
予防目的
ご年齢も若く、ご健康体の方が「予防」を目的としている場合、家庭用の低流量の機器あっても、流量が少ない分、長い時間吸入する必要はありますが、毎日継続することで予防効果があります。
緩和・改善目的
悩みの症状を少しでも良くしたい、改善していきたいという場合、低流量の機器では効果はあまり見込めないため、高スペック機器を選ぶ必要があります。
水素の質について
次に水素吸入器を選ぶ上でもっとも重要なポイントを説明します。とても大切なため、熟読してください。
「水素の質」というと、水素純度を連想される方もいると思いますが、それではありません。もちろん水素純度も大切ですが、肝心な水素を生成する機器が「ヘルスケア専用水素吸入器」なのか「工業用水素発生器」なのかを見極めて選ぶ必要があります。
とても残念なことですが、現在日本国内には工業用水素発生器をヘルスケア用の水素吸入器として普通に販売されているケースが多くあります。工業用水素発生器の電気分解方式は、主に「SPE電気分解」「PEM電気分解」「PLM電気分解」などがあり、イオン膜電気分解を採用している機器です。その特徴は、水素ガスと酸素ガスを別々に発生させられることや、陽極プレートが水に触れてないことや、水素発生量が極端に多いものなどがあります。
※水素酸素混合ガスを同時に発生させる機器であっても、定期的に電解液等の補充が必要な機器も有害性があるため、注意する必要があります。
イオン膜電気分解(SPE・PEM・PLM)で生成された水素ガスの質は非常に悪く、膜(フィルム)に有毒性があり、ヘルスケアには一切適していません。短期的に気付かずとも、中長期的に吸入し続けることで、逆に身体を不調にさせたり、発がん性等のリスクを高めてしまうことがわかっています。水素吸入療法先進国の中国では、SPE電気分解、PEM電気分解、PLM電気分解の工業用水素発生器をヘルスケア用として販売することを禁止しています。これらの機器は用途が工業用であるため、動物実験やヒト臨床試験が行われていないこともあり、多方面で大きなリスクを伴うため絶対に吸入しないでください。実際にアメリカなどでは、このフィルムを用いて作られたフライパンなどを使用された方たちの多くが様々な病気を発症するなど大問題となっており、フィルムメーカーに対し現在3,000件以上の訴訟が行っています。
これを受け、フィルムメーカーもヘルスケア用途で使用することを明確に禁止しています。
※上記、イオン膜電気分解で用いられるフィルムを提供するアメリカ企業のDUPONT社が、ヘルスケア用途での使用を明確に禁止する公式発表文
健康のために水素吸入を始めようとしているにも関わらず、逆に身体を不調にさせてしまっては本末転倒です。機器を選ぶ際の最も重要なポイントとして「ヘルスケア専用」であるかを確認し、それらには臨床試験が過去行われている機器なのかを確認してください。そして「水素濃度」「水素発生量」をポイントにお選びいただければ間違いないと思います。
上記、すべてをクリアし備わっている唯一の機器がSuifeel(スイフィール)です。当製品の特長を以下に箇条書きさせていただきますので、ぜひご確認ください。
水素発生方式は?:
電気分解方式(特許技術)を採用しており、電解槽を設け、陽極プレートが常に水に浸かっている状態である医療グレードであり、世界で唯一中国で医療機器としての認可取得しています。(日本は水素吸入療法が確立されていないため健康機器)
※一部日本の医師が、陽極プレートが水に浸かっていない機器を推奨していることが確認されていますが、誤った情報であり、まさに対象機器こそが、イオン膜電気分解を採用した工業用水素発生器であるため、購入や吸入を控えてください。クリニック側も対象機器の代理店となっているケースが多く、営利目的で推奨されている場合もありますので注意が必要です。
電極プレートはなに?:
超高純度ステンレス鋼(医療グレード)を採用しているため、安心安全にご使用いただけます。
水素生成に際する添加剤は?:
食品グレードの生物学的溶液を採用しているため、安心安全にご使用いただけます。
水素酸素ガス濃度は?:
水素酸素ガス濃度(水素:66.66%、酸素:33.33%)です。
発生する水素は原子?分子?:
水素分子です。
※過去、日本のスポーツ会に精通する学者が分子より原子のまま体内に取り込む方が効果が高いというような発言されたことを受け、水素原子の水素発生器と謳われる機器が誕生しています。しかし、水素だけを原子の状態で水素酸素混合ガスとして生成することが現実的に難しいことから、本当に水素原子酸素混合ガスとして体内に取り込める機器であるのかを審議し選択する必要があります。
水素純度は?:
99.99%です。
水素酸素ガス発生量は?:
毎分3,000ml(水素:約2,000ml、酸素:1,000ml)であり、ヘルスケア専用業界トップで、質の良い水素を安定的に8時間連続で発生できます。
この機器で臨床試験は行われたことがある?:
水素吸入療法先進国の中国で、動物実験や、延べ10万人(内癌患者5万人)以上の臨床試験を行った実績があり、世にある水素吸入療法の症例等の8割が同機器発表によるものです。