EVIDENCE DETAIL / No. 017

水素ガスによる慢性間欠性低酸素誘発高血圧の軽減―交感神経活動抑制および血管拡張反応改善を介した抗酸化作用

Hydrogen gas reduces chronic intermittent hypoxia-induced hypertension by inhibiting sympathetic nerve activity and increasing vasodilator responses via the antioxidation

Guan P, Lin XM, Yang SC, et al. / Journal of Cellular Biochemistry / 2019

STUDY BACKGROUND

研究背景としての整理

対象、研究デザイン、評価項目、限界点を確認するための詳細ページです。

Evidence Summary

慢性間欠性低酸素による高血圧モデルにおいて、水素ガス吸入は血圧上昇を抑制し、交感神経活動の抑制、血管拡張反応の改善および酸化ストレスの軽減と関連したことが示された。前臨床段階のエビデンスであり、ヒトへの直接的な臨床効果を示すものではない。

Main Findings

水素ガス吸入は慢性間欠性低酸素誘発高血圧を軽減し、交感神経活動を抑制するとともに血管拡張反応を改善し、その作用には抗酸化作用が関与することが示唆された。

How To Read

閉塞性睡眠時無呼吸症候群を模倣した慢性間欠性低酸素モデルにおける作用機序を評価した動物研究として解釈する。臨床応用にはヒト試験による検証が必要である。

Research Position

探索的研究

Limitations

動物モデルによる前臨床研究であり、閉塞性睡眠時無呼吸症候群患者への臨床的有効性を直接示すものではない。また作用機序についてはさらなる検証が必要である。

Paper No.
017
Authors
Guan P, Lin XM, Yang SC, et al.
Journal
Journal of Cellular Biochemistry
Year
2019
DOI
10.1002/jcb.27684
Research Area
呼吸器
Target
慢性間欠性低酸素(閉塞性睡眠時無呼吸症候群モデル)誘発高血圧
Study Design
動物研究
Sample Size
ラット(原著記載)
Evidence Level
動物研究
Primary Endpoint
血圧、交感神経活動、血管拡張反応、酸化ストレス関連指標
Secondary Endpoint
血管機能、一酸化窒素依存性血管反応、抗酸化酵素活性
Safety Findings
本動物研究では水素吸入による重大な有害事象は報告されていない。

REGULATORY NOTICE

本研究は研究背景として紹介するものであり、Suifeelの特定疾病に対する診断・治療・予防・改善効果を示すものではありません。